地元の蕉門の人々
芭蕉を訪ねて、伊賀上野、柘植、大垣と辿ってきた。
次は江戸「深川」さらに大津の「義仲寺」などにも行かなくては、と思いながらそれはまたの機会とし、これからは蕉門のなかで、とくに地元の犬山や岐阜に縁のある身近な俳人の足跡をみたくなった。とくに内藤丈草(犬山)、広瀬惟然(関)、各務支考(岐阜)など。
自分では、俳句を本格的に鑑賞したり嗜んだりするつもりは今のところはないけれど、300年以上前の地元の美濃や尾張でも俳諧を愉しむ人が増え、さらには全国的に人々の交流やネットワークがあったことは驚きでもあり興味深いことでもある。
手始めに丈草(丈艸)と惟然について少し調べ始めているが、肝心の俳諧のことよりも彼らの生き方そのものに興味が尽きない。これからしばらくは、彼らに縁のある場所を巡る小さな旅に出ようかと思う。
次回からは、犬山に生まれた「内藤丈草」について先ず記す。
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