落柿舎 ➀
柿ぬしや 梢はちかき あらし山 去來
一昨日、日帰りで去來所縁の「落柿舎」などへ行ってみた。
遁世後の丈艸が、芭蕉に出会ったころのことを調べてみようと『嵯峨日記』を見ていたら、丈艸と史邦がそろって「落柿舎」を訪れた日のことや、芭蕉が嵐山近辺を散策した様子も書かれていた。そんなこともあって、急に思い立った。
平日だし、まだ本格的な秋ではないし、きっと人は少ないだろう、などという画餅に帰すような妄想や期待感などは、もちろんはじめから無かったけれど、期待してはならぬという覚悟ができるまで数日迷った。
嵯峨嵐山駅から歩いて「落柿舎」に向かい、着いたのは10時ごろだった。さすがに嵯峨野、落柿舎方面は午前中閑散としていたのだが・・・ 続く。
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