犬山市立図書館と・・・
今年は戌年ということもあって、犬山市の名にちなんで『犬文庫』が開設されている。実は面白いことに、その直ぐ隣には『サル文庫』がある。市内の京都大学霊長類研究所から寄贈された書籍をもとに、20年以上前に設けられたそうだ。
地元の図書館なのでよく利用する。「国会図書館」の遠隔複写サービスもできるようになればもっと利用しやすくなるのだが・・・。*なお図書館のすぐ南隣は「木ノ下城跡」。
現在は「愛宕神社」となっている。
城が今の木曽川河畔につくられたときに廃城となり、その後跡地に神社と寺が開かれたが、寺は明治になり廃された。
『犬山視聞図絵』の「愛宕山延命院」の条には次のような記述がみられる。
「愛宕山延命院は木の下村にあり。山上に愛宕神社、祭神伊弉冊尊・火産霊。仏家にては将軍地蔵といふ。天台宗にして、当院草創は鍛冶兼常といふ者、小笠原和泉守殿、命を請け長泉坊と改名し、修験にて当山の開山なり。本山は山城国愛宕山長床坊末寺。二世長泉妻永後住す。その後入鹿山白雲寺大闍梨隆基法印良陳住職、これより清僧住職にて連綿たり。(後略)」
数日前に立ち寄ったとき、本殿前に何匹も日向ぼっこをしていたが、この方が現れると本殿裏へ一目散に逃げ去った。城主なのか?
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