気分はロータスロード
きのう日帰りで唐招提寺へ。大陸の高気圧が張り出し、日差しは強いものの秋の遠足気分。南大門を入って左側の楓。まだ晩夏というには早いけれども、どことなく秋の準備に入っているようにみえる。
今回は写真を中心に。
経蔵側の楓も、幾つかは秋色に染まっている。
まず挨拶すべきは鑑真和上御廟。この苔庭を前にすると、何度も乗り越えようと試みて失敗し、盲目となりながらも日本へ渡ろうとした大海原がいつも目に浮かぶ。この日ひとり御廟の前で深々と礼をされる方があり、話を聞くと日本で中国語を教えておられるとのことだった。
梅雨明けに訪れて蓮も見ようと思っていたが、あまりの猛暑で今日になってしまった。8月も下旬になり蓮への期待はなかったけれど、それでも幾つか咲いていた。
「戒壇」東側の「はす池」は残念ながら咲いていたのはひとつだけ。
「滄海池」は白蓮がふたつ。
晴天下の白蓮を撮るのは特に難しい。思いっきりレンズを絞るが三脚は使えないので、さらに難しい。何度試しても思いどおりにならない。
「戒壇」南側の薬草栽培地も鉢は多いが、これだけになっている。
売店東側の鉢には蕾がふたつとこれ。
実は唐招提寺のあと喜光寺にも短時間寄ってみた。ここも見頃は8月初めまでだったとのこと。それにしても空はすっかり秋めいていた。
喜光寺に来ていた若い女性ふたり。「気分だけはロータスロードやね」と楽しそうにシャッターを切っていた。
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