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2018年11月

2018年11月19日 (月)

岐阜基地航空祭 2018

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 岐阜基地航空祭 「ブル-インパルス(T-4)」18/Nov./2018撮影

22地元に住んでいながら、岐阜基地にも航空祭に行くのも初めて。
今は航空自衛隊岐阜基地となっているが、ここは現在使用されているものとしては日本最古の飛行場であり、所沢に次いで2番目につくられた陸軍の「各務ケ原飛行場」だったところだ(別ブログの飛行第五戦隊関連記事参照)。

今回行く気になったのは、基地内の「広報館」(旧将校集会所)を見たかったからで、飛行展示はおまけのつもり。ただ、史料館でもある将校集会所の内部は、航空祭当日非公開とのことだった。基地見学は、ふだんは申請して手続きしないと見学できないし、二人以上の人数でないと無理らしい。その外観しか見ることはできないが基地が一般公開となる航空祭の日に行くことにした。
とにかく混む。ここ犬山駅周辺の駐車場ですら当日は朝から満車と聞いていたので、家を出るまで憂鬱だった(今日の新聞によると当日14万5千人が入場したというから、ほぼ各務原市民全員が基地に集合した計算になる)。

ふたつある会場のうち、今回は正門のある「南会場」だけに行った。将校集会所もそこにあるし、晴れの予報だから飛行展示の写真撮影は逆光が避けられるだろうと予想した。犬山駅から乗って、往復とも「各務原市役所前駅」を利用したが、遅めの8時に家をでたところ、予想とちがってあまり混んではいなかったので助かった。それでも帰りの電車が北会場そばの「三柿野駅」に着いたとき、駅の外まで延々と乗客が並ぶ凄まじい光景を見てしまった~。

さて将校集会所のことは、そのうち別ブログで記事にすることにして、ここでは当日の飛行展示の写真だけをいくつか。
とにかく事故も無く、住民もパイロットの方も見学者も無事で何より。
F15
 F-15(あたりまえだが速い。突然現れ消える・・・)
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 模擬空中給油(KC-767 は小牧基地所属)の編隊とF-4の離脱
F2
 F-2(どうしてもお腹のショットばかりに・・・)
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 ウミガメの子が泳いでいるような・・・
Photo_1211

Photo_25
                 
Photo
 隣にいたひとが叫ぶ。「ロリコン!」
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 こうなるともう絵を見ているような気分に・・・
Photo_23
  恒例らしい
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 空中花  あと一本は向こう側に隠れています・・・  
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他に8の字やスタークロスも。
ブルーインパルスの飛行展示が終わる頃に薄雲が広がり始め、まだ12時を少し過ぎたときだったが早めに会場をあとにした。

 

Photo_2               旧将校集会所(広報館:五芒星の鬼瓦)

       

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2018年11月17日 (土)

紅葉鳥

転生を信ずるなれば鹿などよし  斎藤空華 『空華句集』

歳時記の「鹿」の項をみると、
すずか すがる かのしし 紅葉鳥 妻恋う鹿 などとある。

 

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                     鷺池(浮見堂)の朝 Nov./2018

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2018年11月11日 (日)

入江泰吉旧居

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            入江泰吉旧居・応接間からの西の眺め(2018年撮影)

前回の記事で、来年のカレンダーの表紙「親子鹿」のことにふれたが、あらためて「奈良市写真美術館」のHPで確認したところ、撮影は1975年5月の興福寺境内との説明があった。カレンダー記載の年は出版された写真集の刊行年だったので記事も訂正した。

訂正の作業をしながら「親子鹿」という言葉にひっかかり、そういえば入江夫妻には子がなかったことを思い出した。そんなこともあって、氏は弟子を我が子のように大切にし、多くの文人墨客とさかんに交流したのだろう。
入江の旧居は、東大寺戒壇院から南にほんの少し歩いた水門町にあり、修繕されて3年前から一般に公開されている。上掲写真の応接間では、夫妻が四季折々の風景を眺めながらいつも朝食を共にしていたらしい。

ところでこの「親子鹿」は、かつてポスターなどにもよく用いられており、入江の代表作のひとつに数えられているけれど、自分としてはそうしたカラー作品にも増して、モノクロ写真のほうにひかれる。最初に手に入れた写真集も、氏が亡くなってからのものであるが、『回想の大和路』(集英社 1994年)だった。


※入江泰吉の旧居についてはHP もしくは、
  『月刊大和路ならら』2016年3月号
の特集が詳しい。

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2018年11月 8日 (木)

新年のカレンダー

2018

今年もそろそろ新年を迎える支度がはじまる。
さしあたってカレンダーの準備から。

入江さんのカレンダーは毎年家のどこかにあるが、来年は玄関に決め、唐招提寺「宝扇」の隣へ試しに飾ってみた。表紙は「親子鹿」で、撮影は1978(S53)年.(訂正11/10:奈良市写真美術館のHPの説明では、1975(S50)年興福寺境内)初夏の風景だが、鹿さん親子は馴染みの入江さんに親しく挨拶したのだろう。かのこまだらがとても美しい。背景に御堂らしきものが映っている。どこだろう。

ほかにまだ三つほど要るけれども、どんなカレンダーにするか思案中。

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