聖ザビエル天主堂
閉村の時間を気にしながら再び一丁目に戻り、
「聖ザビエル天主堂」へ急ぐ。
すでに夕暮れ。堂内に陽が差し込んでいる。
内側から照らされた薔薇窓は初めて見た気がする。
その光の悪戯を堂内で確かめる。
聖人像にも夕陽。
入口にラテン語碑文がある。
自分なりの意訳に近いが、この天主堂建立の意義として、
およそ次のようなことが書いてあるのだと思う。
活ける真(まこと)の神へ
日本最初の伝道者 聖フランシスコ-ザビエルを讃へつつ
西暦1890年(この天主堂を捧ぐ)
*AN DNI=anno Domini=A.D.
*MDCCCXC=ローマ数字「1890」
今日の明治村散歩はここまで。
最後にもう一度帝国ホテル中央玄関の建物に立ち寄った。
喫茶室も閉じられようとしているらしい。
写真はすべて拡大可
補足:
文語訳『舊新約聖書 引照附』 日本聖書協会 1974年*舊=旧
新約聖書の「テサロニケ人への前の書」第一章第九節には、
「活ける眞の神に事(つか)へ・・・」の文言があります。
ラテン語では、servire Deo vivo et vero となっています。
| 固定リンク
コメント