Día de Muertos
再び「野外民族博物館リトルワールド」。
先日記したドイツの村を訪問したあと、「ペルー大農園領主の家」に立ち寄った。このエリアは、ペルーやメキシコなどの中南米をテーマにしている。
庭に「死者の日」の飾り付けがしてあった。11月2日の行事。
とくにメキシコで行われるものは有名。
マリーゴールドは太陽を表し、死者を現世に導き戻す力があるらしい。この祭事は、土着の伝統行事にカトリックの聖人礼拝の行事が結びついたもので、日本の盆行事、精霊会にあたる。
家の中に設けられた礼拝堂・祭壇、聖母子像は、あくまでも明るく開放的なものだった。自分にとって今年は身近なところで「死者」を弔い、寂しい気持ちになる日々もあったが、こうして異国の建物や風習に接すると、また違った気持ちで立ち去ったひとのことを振り返ってみるのである。
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