« 秋は夕暮 | トップページ | 内藤丈草一族の墓碑(3) »

2020年9月22日 (火)

ひやおろし

なつものをしまふ梢の昃りけり  鈴木しづ子 『春雷』

きのうの市内は行楽帰りの車で大混雑。
すこしおさまった夕方に買い物。
吹き続ける秋の風が心地よい。


日ごろほとんど酒屋へ立ち寄ることはないのに、この日はなぜかふら~っと。
酒の知識がないから、幾つもの銘柄に付いている「ひやおろし」の文字の意味がわからない。
店のひとがとっても長い解説をしてくれて、少しはわかったような気になったが、買い物かごに「ひやおろし」は入れなかった。

帰り道、秋風に髪を靡かせているような姿の雲をみつけた。
陽をうけて黄金色に輝いていたが、しばらくすると形が崩れて何本もの細い筋雲になり、やがて夕空にとけていった。

      Kkkkeidsc08612

|

« 秋は夕暮 | トップページ | 内藤丈草一族の墓碑(3) »

日記・コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 秋は夕暮 | トップページ | 内藤丈草一族の墓碑(3) »