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2022年1月19日 (水)

迫間不動と明王山

十数年ぶりに「迫間不動(はさまふどう)」へ行った。きっかけは、昨年末からあまり体を動かしていないので、そこからさらに足を伸ばして「明王山」(380㍍)に初めて登ってみようと思ったからだ。
ことしは300㍍級の山々が連なる「各務原アルプス」を繰り返し歩いてみたい。この年齢では体力の「増強」は無理だろうが、衰えを遅らせることぐらいはできるかもしれないし(甘いかなぁ)。

迫間不動は美濃三不動のひとつ。父や母も年に一度は訪れていたようで、大切な祈りの場所だった。至るところに新旧さまざまの像が鎮座している。
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洞窟の奥に本尊がある。何人もの方が手を合わせ、いつまでも祈っておられた。
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迫間不動から明王山の山頂へ行くルートは幾つかあるらしいが、初めてなのでよくわからない。案内板と勘をたよりにとにかく歩き続けた。あとで調べてみると、「ぶどうの森駐車場~不動尊~迫間城跡~八方不動明王~明王山美晴台~のべぶり岩~いちょうの道~元の駐車場」だったようだ。高低差約200㍍を登ったり下ったりで、およそ約7㌔を歩いた。とくに北側の道には雪が残っているところもあってビックリ。

明王山の山頂は寒かったが風はほとんどなく、ゆっくり昼食をとることができた。
御嶽山は上半分が雪雲に覆われていたが、恵那山(右上)、美濃太田方面の木曽川もよく見えた。
木曽の山道から続く中山道が、木曽川を渡って川の北側(画面左側)を通るようになるのが、ちょうど左下の太田宿付近になる。ここは例の承久の乱の戦端が開かれた場所でもある。
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昼過ぎ、下山中に雪が舞い始め、どんどん気温が下がってきた。家から近いので気軽に考えていたが、標高300㍍台の山であっても侮ってはいけないと思った。

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