岐阜・犬山点描

2023年3月10日 (金)

落日犬山城

Photo_20230310194301
        犬山成田山より(17:46 10/Mar./2023)

この季節になると日の入り時の犬山城を撮影するひとが増え、桜が咲くころまで続く。今日は撮影者の集まるところからは少々離れて写してみた。
半年後の9月ごろの夕陽も美しいが、秋の満月が犬山城へ沈む月の入りも趣がある。

| | コメント (0)

2023年1月 4日 (水)

烏瓜

くれなゐもかくてはさびし烏瓜 蓼太

さかりゆくひとは追はずよ烏瓜 鈴木しづ子
Karasuuridsc03101
                      犬山市高根洞 3/Jan./2023

きのう入鹿池から本宮山に登り、下るときは大縣神社へ出る道を選んだ。神社が近くなってきたころ、冬の木々や枯れ草ばかりの藪の奥にふと目を遣ると、「おい! 見てくれよ」とばかりに三つほどの実がぶらさがっていた。
持っているどの歳時記も「烏瓜」は晩秋の季語、そして「烏瓜の花」は晩夏の季語となっている。日没後に咲き朝には萎むというその花をこれまで実際に見たことがないので、今年の夏には是非どこかで。

| | コメント (0)

2022年10月 6日 (木)

木曽川夕照

Photo_20221005211901
きのう岐阜の実家へ掃除に行った帰りの夕方、曇り空だったのが一転して西の一部の空が晴れてきたので急いで成田山に寄りました。空の大半はまだ厚い雲に覆われていましたが、ひょっとして焼けるかもしれないと思ったのです。
15分ほどの短い時間でしたが、なにより夕照木曽川の川面が美しく、伊木山を挟んで上流も下流も茜色に染まった川の景色をこれまで見たことがなかった気がします。
城と伊吹山が近づいて見える大師堂付近の階段に移動した頃には、すでに雲が暗くなり始め、茜色の空は次第に鈴鹿山脈の方へと移っていきました。
Dsc00991

| | コメント (0)

2022年10月 5日 (水)

明治村のキンモクセイ

木犀に人を思ひて徘徊す  尾崎放哉

Dsc00812
先日明治村住民登録(年間パスポート)更新のために入村。
前回の入村は真夏だったのですが、今はもうキンモクセイの季節(でも訪れたときはすでに花の終わり)でした。そんなわけで今回は明治村のキンモクセイ巡りをした結果をメモしておきます。

自分にとってもっとも印象的な明治村のキンモクセイは4丁目の「半田東湯」前(上掲写真)に立っています。でもおそらく誰もが目を向けるのは5丁目の「金沢監獄正門」脇(↓)にあるキンモクセイかもしれません。きょうもその側を通る大半のひとが立ち止まって見つめていました。
65dsc00792
明治村の他の地区よりも北口に近い5丁目にはキンモクセイが多く植えられているような気がしました。北口から「帝国ホテル中央玄関」へ到る道沿い、そして「金沢監獄中央看守所」周辺の庭(↓)などには特に多く見られます。
58dsc00916
なかでも「高田小熊写真館」前(↓)に並ぶ二本は印象的です。
54dsc00784

4丁目では上で紹介した「半田東湯」以外に「工部省品川硝子製造所」前にも植えられています。さらに4丁目の「休憩所」から3丁目に入る道沿いのガス灯付近(「台場鼻潮流信号機」近く)や「神戸山手西洋人住居」の周囲にも何本か植えられています。
1丁目では「西郷從道邸」西側庭の奥、「日本庭園」入口、そして「大井牛肉店」の裏などに見られます。

今回キンモクセイだけを探して村内を回りましたが、かなり多くの場所にあることは意外でした。キンモクセイが香る時期が短く、ふだんは木の存在すらほとんど気にかけていなかったからでしょうか。
他にも桜や椿など、村の植栽地図を明治村で作っていただけないかなと思ったりしました。建物だけでなく樹木も大切な展示物だと思いますので。

閉村時間が近づき、最後はキンモクセイ越しの帝国ホテル中央玄関に別れを告げて北口へと急行。
3469dsc00955

*建物の位置関係は、明治村HPにある「村内地図(PDF)」参照。

| | コメント (0)

2022年5月 4日 (水)

内藤記念くすり博物館

Opmdsc08736
時折この博物館の前を通る機会があり、そのたびに気にはなっていたけれど、中に入ったことはなかった。
今日の午後、要件を済ませた帰りに、もう閉館間近だったが初めて立ち寄ることができた。

いわゆる「企業博物館」の中でも極めて評価の高い博物館である。医薬品メーカーの「エーザイ」川島工園(各務原市)の中に1971年開館して以来すでに半世紀になる。概観は白川郷の合掌造りをモチーフにしている。

館内だけでなく、西側の薬用植物園を歩いていると時間を忘れてしまう。季節毎、いや月に1度は訪れてみたくなる。
Rrrdsc08644
イヌバラ:果実はローズヒップ 
4/May/2022 内藤記念くすり博物館薬草園
*内藤記念くすり博物館 HP

| | コメント (0)

2022年3月21日 (月)

淡墨桜

犬山成田山に「淡墨桜(薄住桜)」(うすずみ桜・エドヒガン)のネームプレートが付いた桜があります。いつごろ植えられたのかは知らないのですが、岐阜県本巣市の根尾にある「日本三大巨桜」のひとつ「根尾谷淡墨桜」(樹齢1500年超)の子孫だと思います。

まだ満開ではないですが、その淡墨桜が先週から咲き始めていましたので、今日(21日)、朝と夕方に城と伊吹山を背景に撮ってみました。昼過ぎには薄雲が広がり、次第に雲が厚くなってきて空は焼けないままで残念でしたが、むしろこの眺めが春らしい暮色なのかも、と。

10:33/21/Mar./2022
Kkkdsc02666_20220322012901
17:46/21/Mar./2022
Natudsc02635_20220322013001

☆去年のタイトルバナー(19/Mar./2021)
Bm0319dsc05684

| | コメント (0)

2022年2月11日 (金)

再び明王山へ

ことし3回目の明王山。今回も迫間不動尊から登りましたが、次回は日本ラインうぬまの森からにしようかなと。
日陰道は雪が5センチぐらい残っている所もありました。
Ppdsc01092
伊吹山。午前中だったらもっと鮮やかにちがいない。右中央に岐阜城・金華山。
Hdddsc01137
御嶽山。噴煙の様子ははっきり確認できません。他にも能郷白山などの眺望は良かったが、中央アルプス、恵那山方面はほとんど雲に隠れていました。
Ondsc01257
時間的にラッキーだったのか、望遠レンズを向けると、光る伊勢湾や浮かぶタンカー、名古屋港のキリンの形をしたガントリークレーンなどが見えました。距離約48㌔。
Eedsc01206
登山口に戻った頃には汗だく。
があれば飛び込みた~い、そんな気持ちを託して・・・
Tjidsc01310_20220212162601

| | コメント (0)

2021年11月25日 (木)

習作動画up

手元にあった有り合わせの映像だけで作った動画をひとつ up しました(限定公開ではなく公開用のアカウントで)。広角レンズの映像が多いので小さな画面では少々つらいかもしれません。
テーマ(主題)を決め、工夫に満ちた「作品」を作ってみたいと思いますが、時間も技術もないのでこれからも「試作品」ばかりになりそうです。それでも年に3、4作はできたらいいなァ、と夢見る今日このごろ。

チャンネルのサイト →★

| | コメント (0)

2021年11月 4日 (木)

タワー43

先週末岐阜県図書館に行き、帰りに岐阜駅西のタワー43に立ち寄り、
Mondsc04492_20211103171901
遅い昼食をとったあと、
誰もいない43階展望室で金華山越しに見えたのは、冠雪の御嶽山。
Ontdsc04360_20211104011801
そういえばこのところ「高所」巡りばかりしているのでは?と自問。

| | コメント (0)

2021年10月16日 (土)

サイクリング途上で

きのう、犬山市から一宮市まで「木曽川沿川サイクリングロード」を往復。木曽川犬山緑地に車を置き出発。往路で138タワーパーク、復路でフラワーパーク江南に立ち寄った。距離はあまりないので、スピード重視。
次は更に南下して稲沢・祖父江方面まで行ってみよう。

★138タワーパークツインアーチ138
ハロウィン関連の展示中。
Hydsc04461
Kokmg_0081
888dsc04478

★フラワーパーク江南
(ハロウィン花のオブジェ展開催中)
56dsc04540
定番の足長オジさんになってみました。
Ppldsc04577

| | コメント (0)

より以前の記事一覧