参考文献等-その1-
父の従軍記を編集するために参照、問合せなどをした図書館やWebサイト、さらに文献等について何回かに分けて列挙しておきます。なお通史や辞典類は省きます。
ついでに、これら図書館や文献について簡単な感想なども書き加えておきます。
今回は主な図書館やWebサイトを取り上げます。
●利用の多かった図書館・資料館等
広島県立図書館/奈良県立図書情報館(戦争体験文庫)/
靖國偕行文庫/岐阜県図書館/岐阜市図書館/愛知大学図書館/
国会図書館/防衛研究所(防衛省)/岐阜市平和資料室(JR岐阜駅)/
戦没した船と海員の資料館(神戸)/しょうけい館/ピースあいち/
平和祈念資料展示館/
とくに奈良県立図書情報館に設けられた戦争体験文庫には貴重な資料が多くあります。全国から寄せられた雑誌、戦友会誌、部隊史などは、ここでしか見られないものがあり、何度も通うことになりました。今でも年に数回訪れます。
防衛研究所(史料閲覧室)は以前目黒区にありましたが、今は市ヶ谷に移っています。『戦史叢書』で使われた史料などを確認するために利用しました。
父の記憶にあった船舶・艦船は、その大半が沈んでいます。とくに輸送船などの船舶については、そのWebサイトも含め「戦没した船と海員の資料館」を見ると、あらためて「船舶戦争」だったことの意味を考えさせられます。
●利用した主なWebサイト(URLは省略)
①アジア歴史資料センター(アジ歴)/
②オーストラリア戦争博物館(Australian War Memorial)/
③英国国立公文書館(The National Archives )/
④帝国戦争博物館(Imperial War Museum)/
⑤国土地理院地図・空中写真閲覧サービス/
⑥日本空襲デジタルアーカイブ Japan Air Raids.org /
⑦岐阜空襲を記録する会/
⑧theshipslist.com/
⑨uboat.net /
⑩Roll of Honour(roll-of-honour.com )/
⑪British Pathé/
⑫20th Air Force/
⑬B29 SUPERFORTRESS THEN AND NOW/
⑭39th Bomb Group/
⑮330th Bomb Group Guam 1944-1945/
父の軍歴のうちマレーやスマトラ、シンガポールに関するものは、②と④のサイトが参考になりました。とくに映像資料は豊富です。②では、とくに宇品引揚援護局に関係する写真や動画を見ることができました。西日本の占領業務を担ったのが英連邦軍だったため、オーストラリア軍関連の記録に広島・宇品に関するものが多く残されていました。
④⑨には、父の乗った船を2度にわたって攻撃した英軍潜水艦に関する映像や記録があり、③はその潜水艦のパトロールレポートを取り寄せるために利用しました。そして④⑩⑪では復員船だった英軍病院船の船歴や映像を確認できました。
⑥では、岐阜空襲を行ったB29所属部隊の記録、⑫~⑮はその部隊の戦友会等に関する資料や回想記などを見ることができました。
次回からは、参照した文献について順次掲載します。
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