飛火野から大仏池へ
西国三十三所満願のお礼参り。先月は信州善光寺。
次は?ということで、今月は行き慣れた奈良。
「二月堂」にお礼参り。
早朝いつもの場所に車を置き、
高畑から「禰宜道」(今回は「下の禰宜道」)で春日さんへ。
※「禰宜道」:春日大社HP
そのあと「飛火野」の大楠と神鹿に挨拶。
飛火野から左手に大仏殿を遠望しながら北へ浮雲園地・春日野園地を通って二月堂まで散策。
二月堂は三十三所の番外札所のひとつになっていて、むかしからお礼参りに訪れるひとも多く、堂の裏手には西国三十三所参拝道があり各所の石仏群が並んでいます。
今回の目的が終わったので、二月堂からそのまま西へ向かい最後に大仏殿北側の「大仏池」に。
池は2014年に浚渫工事が行われ、一部樹木も整備されました。池の東側には大好きな講堂跡がありますが、あたりは整備のため現在も工事が行われています。
大仏殿北側に正倉院があるので、修学旅行生などを時折見かける以外、池付近は鹿さんを除いて旅行者などの姿はほとんど見かけません。池の西側には新造の「奈良公園事務所」があり休憩もできます。人波、鹿波に少々疲れたときには絶好の場所。
ここは自分にとって「飛火野」とともに定点観測地みたいなところ。
何枚もある写真の中からおよそ10年前の晩秋と今回の初夏の景観を比べてみました。写真左手前の南京ハゼは根元から切られていました。
この時期やはり鹿の子斑
草の原何を鹿の子のはみそめし 加舎白雄
まだ母親に乳を求める子、
横になったまま草を食む仕草をしている子など
見飽きません。
〇飛火野/片岡梅林
〇春日野園地
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